アンティークな香りのする足踏みミシン!使い勝手は実際どうなの?

今では店頭では、飾り程度にしか見当たらなくなった足踏みミシンです。

でももちろん戦前から、日本国内でも活躍していたのも事実です。

50年前までは、ミシンと言えば足踏みミシンでした。

でもこれ、今でも実用に耐えるのでしょうか。

足踏みミシンって今のミシンに比べてどう

足踏みミシンは何と言っても、人力で動くミシンです。

電気は使わず、テーブル下のペダルを踏むことで動かすことが出来るミシンです。

スイッチひとつで勝手に動くということがないので、ある意味初心者にはスピード調整も自分で出来て、怖さはあまりないスタートが切れたものです。

ただもちろんこの手のミシンは、細かい作業は出来ません。

早い話が、直線縫いオンリーです。

その代わり、かなり硬い布地でもブレることなく最後まで縫えるという、根性があります。

停電だって怖くありません。

故障もあまりなく、時々油を差す程度で長く使えたものです。

修理にしても、修理屋に頼めばサクッと直してくれました。

コンピューターでは、流石にそうは行きませんので、単純なだけに長生きできる機械だったのです。

力強い作業をしてくれるので、布地をかなり重ねても縫うことが可能です。

ただ今のミシンのように、安全設計はされていませんので、布と一緒に指も縫ったなどという人は少なくなかったのです。

足踏みミシンって今でも流通しているの

中古のミシン取り扱いのお店では、かなり順調に売買されています。

特にアンティークタイプのミシンの値段は、かなり高額です。

家庭用ミシンでも、しっかりとまだ働けるものだとそこそこのお値段ですね。

職業用のミシンの場合だと、お値段も跳ね上がります。

大体のところで言うと、中古の職業用の足踏みミシンの場合で今でも利用できるものは、10万円以上のものが珍しくありません。

それでも売れるということは、今での愛好者が絶えないということですね。

まあ実際のところでは、実用品ではなく家のアクセサリーとして購入する、と言う人も多いようです。

足踏みミシンの場合、一体型の台がきちんとしているか壊れていないかなどでも、価値が変わってきます。

ミシン本体は鉄で作られているものが多いので丈夫ですが、流石に古いものだと台のほうが腐ちてしまっていることもあるのです。

また戦前のものなどの場合、空襲で第だけ焼けてしまったなどという古い足踏みミシンも、まだ存在しています。

足踏みミシンを実用として使うことのメリット・デメリット

では実際にこの足踏みミシン、実用品として使う時に感じるメリットやデメリットを見てみましょう。

とにかく丈夫でどっしりと

何しろどっしりしています。

今のミシンのように、使っている最中に動いてしまうなどということはありません。

緊張して力が入りすぎても、どこ吹く風で働いてくれます。

まあ台が一体化していますから、当然といえば当然ですね。

しかしこのどっしりが、今の家では絶えきれないことがあります。

重いのです。

何しろ自重が重いのです。

やわなフローリングだと、しばらく同じ場所に置いていたりすると足の部分の跡がついてしまいます。

重さについては明記されていないことが多いので、購入時に確認が必要です。

そして一旦設置したら、その後動かすのが大変なので置き場所についても事前によくよく考えておきたいですね。

とにかくアナログなので

コンピューターミシンだと、ものによっては音声でアドバイスなどくれますが、足踏みミシンはもちろん何も話しません。

なので一から十まで、自分でやらないといけないのです。

糸をかける時も、どうかけるのかとか事前に調べておかないと、その時になって大焦りなどということがあります。

準備をしっかりとしておかないと、一騒動起きますので注意したいですね。

また入手経路が、中古のお店という場合が多いので、ミシンについての使い方などアフターケアがない場合がほとんどです。

メーカーに問い合わせて何とかなる場合もありますが、見たことのないメーカーのものもありますから、苦戦必至で頑張るしかありません。

もちろん新品での購入の場合は、この心配はしないで済みますが、購入前に一応確認しておくことをおすすめしたいです。

特に古い足踏みミシンは

何よりも忘れずにいて欲しいのは、足踏みミシンが出来ることは直線縫いだけだということです。

なのでよほど、直線だけの縫い物ばかりというのでない限り、他の今風のミシンも用意しておいたほうがいいですね。

足踏みミシン1台だけでは、縫うものも限られますし用途も狭くなってしまいます。

サブとしての普通のミシンも用意して、あらゆる縫い物に対応できるようにしておきたいですね。

ありがたいことにデニムなどの生地でも、足踏みミシンなら何の苦労もなくブレることもなく縫えます。

細かいところは電動ミシンで、最も大きな部分は足踏みミシンでとの使い分けがおすすめです。

まとめ

足踏みミシンというもの、実用的でないと考える人結構多いです。

でも足踏みミシンほど、実用的に使えるものはありません。

直線縫いは縫い物の基本です。

ここがしっかりとできれば、後は手縫いでもなんとかなるものです。

厚手の布地でもしっかりと縫える足踏みミシンがあれば、縫い物の土台はしっかりとできる、と考えて間違いありません。

決して家の飾りだけではないと言うことなんです。